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妊婦さんと子供のオーラルケア

  • もも歯科ブログ

6月11日(土)にSUNSTAR株式会社によるwebセミナーを受講しました。

むし歯や歯周病はほとんどの人が患うものですが、妊娠中の妊婦さんはさらに悪くなりやすく、早産の原因にもなり得るのです。

とくに歯周病は低出生体重児との関係が深く、気をつけなくてはいけません。

低出生体重児の主要原因は 早産、非妊娠時の痩せ傾向、妊娠中の体重増加不良 などです。

その中で歯科が注目すべきポイントとして、早産が挙げられます。

早産の主要原因は、前期破水、健康状態、年齢、飲酒、喫煙習慣、近年では歯周病も入ってきます。

初産の早産による低出生体重児の危険率は
年齢、喫煙、飲酒過多を抜いて歯周病がトップに危険率が高いです。

通常分娩は プロスタグランジンE 2が分泌されそれにより子宮筋収縮を起こし陣痛→出産という流れです。

プロスタグランジンE 2は炎症性細胞から口腔内に感染が起こるなどの炎症状態になると、羊膜や、胎盤膜に作用し子宮収縮や頚管熟化などを促進して早産を引き起こしてしまう恐れがあります。

歯周病の原因菌と考えられているグラム陰性菌が産生する内毒素も体内に入ると炎症性細胞を刺激してプロスタグランジンE 2を産生させてしまい子宮収縮をさせてしまうと考えられています。

なので、妊婦さんになる前にアプローチできるよう呼びかけをしていきたいです。

 

歯科衛生士 鈴木

 

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